脳みそ解放スナック「ですとろい」

懐メロや家庭菜園、あれこれ手づくりにいそしむアラフォーの隠れ家

愛した男よ蝶になれ/麻生真美子&キャプテン

小学生の頃の夏休み。朝のテレビ東京の天気予報ではバックに女性グループのMVが流れていた。アイドル全盛の時代でそのグループもおそらくアイドルなのだが、だいぶ大人びた雰囲気の曲を歌い、なぜかプールでバタフライで泳いでいた。

…という記憶が突如脳裏を横切り、気になって仕事が手につかなくなった。MV以外で覚えていたのは「愛した男よ蝶になれ〜」というフレーズだけでそれ以外の手掛かりはまったくなかったのだが、googleで調べたらあっさり出てきた。記憶にあったこのフレーズこそが曲のタイトルだった。

 


麻生真美子&キャプテン - 愛した男よ蝶になれ PV

1985年リリースで、歌っていたのは麻生真美子&キャプテンというグループだ。キャプテンは、1982年にスクールメイツ北沢清子山本恵子の2人により結成されたユニット。松本伊代などのバックダンサー・コーラスとしても活動していたそうだ。

麻生真美子はこの「麻生真美子&キャプテン」でデビュー。この「愛した男よ蝶になれ」は3枚目のシングルである。MVでは80年代ディスコで歌っているが、ディスコ要素は一切ない。かといってアイドルの曲っぽさもなく、どちらかというと歌謡曲という感じだ。

何十年も記憶の片隅にあったのだから、何か心に残る曲だったに違いない。あらためて聴いてみると、当時のアイドル路線とは一線を画したしっかり作られたいい曲だ。と思ったら、作詞は荒木とよひさ、作曲は鈴木キサブロー。そりゃいい曲のはずだ。

他の曲も荒木とよひさ作詞のものが多く、作曲も三木たかし馬飼野康二など錚々たるメンバーが手掛けていた。しかし、私が当時小学生だったからなのか「麻生真美子&キャプテン」は学校で特に話題になっていた記憶がない。もっと大人向けだったのか、それとも通好みのグループだったのか…。

MVを数十年ぶりに見てみると、記憶が違っていたことに気が付いた。後半ではディスコから突然スポーツジムに場面が変わってレオタードで汗を流し、それからプールで泳いでいたのだが(これはこれで意味不明)、バタフライではなく平泳ぎであった。おそらく、歌詞に「バタフライ バタフライこの胸に」とあったのでずっと誤解していたのだ。どうせならバラフライで泳いでほしかったなぁ。

このMVを天気予報のバックで真夏の朝8時台に流すテレビ東京のセンスが好きだ。どちらかというと深夜のほうがちょうどよい印象なのだが、麻生真美子&キャプテンはテレビ東京の「ヤンヤン歌うスタジオ」「花の女子高聖カトレア学園」などに出ていたそうなので、テレ東には推されていたのかもしれない。

 

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