冬本番となり、わが家のベランダ菜園のラインアップは小松菜、万能ねぎ、パセリ、ローズマリーの4種類となってしまい、ちょっと寂しくなっている。
小松菜はだいぶ大きくなってきたものの、食べるには小さすぎる。万能ねぎはまだヒョロヒョロで今のところただの草にしか見えない。本当に食べられるようになるんだろうか…。
そこで年末年始の休暇中に何か投入したい、できれば確実に食べられるものがいい、と思って先日買っておいたのがさやえんどうの苗。
実家では毎年つるがあるタイプのものを植えているのだが、今回はプランター栽培ということで、はじめてつるなしタイプを買ってみた。
「つるなし」といってもまったくつるがないわけではないらしい。一般的なつるありのさやえんどうが120センチ以上になるのに対して、つるなしの丈は70センチ程度だそうだ。いずれにしても支柱はやっぱり必要かなと。
さやえんどうの基本情報
・苗の植え付け時期:春植え(3~5月)、秋植え(10~12月)
・収穫:4月~6月
・植え付けの間隔:株間30センチ
・適温:15~20度
さやえんどうはビタミンCやビタミンA、食物繊維やミネラルも豊富だ。さやのまま食べるのでカロチンもたくさんとれ、また、活性酸素の発生を抑えて生活習慣病の予防にも効果があるそうだ。祖父が毎年植えていたので、子供のころから当たり前のように春になったら食べていたが、こんなに効果がある野菜だったなんて。
こんなに体にいい野菜なら、しっかり育てなくては…というわけで、育て方のポイントをまとめてみた。
さやえんどうの育て方のポイント
・酸性の土に弱い
→苦土石灰を混ぜて土を中和しておく
・連作NG
→同じプランターで続けて植えないようにする。
・水やりは土が乾燥してから
→湿度が苦手
・病気にならないよう、風通しを良くする。
→うどんこ病になりやすいので、つるが増えて込み合ってきたら整枝して風が通るようにする。
・アブラムシやハモグリバエに注意
→ネットをかけたり、薬剤で撃退。見つけ次第ひたすら駆除。
今日はネットをかけられなかったので、明日防寒対策をかねてネットをかけようと思う。
そういえば、豆苗はさやえんどうの新芽。ということは、豆苗を食べたあと、土に植えたらさやえんどうになるはず。春先になったら豆苗も植えてさやえんどうの本数を増やしてみよう。