脳みそ解放スナック「ですとろい」

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キャンディ/原田 真二

この曲も最初の記憶は「スターものまね王座決定戦」だ。「なんだか不思議な雰囲気の曲」という印象が子供心に残っていた。あと、もじゃもじゃのカツラ。

レコード屋で見つけて久々に…というかものまね版しか聴いたことがなかったので、本物を聴いてみたくなり購入した。ジャケットの中のまだあどけない青年は、実際には「もじゃもじゃ」というより「ふわふわ」の髪型だ。

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「キャンディ」は1977年11月リリース。作詞は松本隆原田真二は作曲だけでなく、チェンバロもバックコーラスも担当している。若干18歳で作曲もできてピアノもチェンバロもバックコーラスも担当するなんてすごいな、と思ったが、プロフィールを見てその「早熟の天才」っぷりに驚かされた。

「新人オーディションに送ったデモテープは一人で多重録音」「新人で3ヶ月連続レコードリリース」「10代ソロ歌手史上初の日本武道館公演」など、その天才ぶりを物語るエピソードが数多くあるそうだ。

この不思議な世界観の歌詞だが、作詞家の松本隆が少女漫画にインスパイアされて作ったもので、「キャンディ」という名前は、当初予定していたタイトルが他の曲と被ってしまうことが判明したため急遽変更してつけられたそうだ。

購入したレコードを聴いてみた。リリースから約40年経った今聴いても、10代のレベルじゃないなぁと圧倒されると同時に古さを感じない。子供のころから基本的に少女漫画的な世界観に苦手意識があるのだが、この曲は抵抗を感じることはなく、素直に美しいと思える素晴らしい曲だ。

 

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